~ 給食(きゅうしょく)クイズです。 ~
かたい食(た)べ物(もの)ばかりだった弥生(やよい)時代(じだい)の卑弥呼(ひみこ)という女王(じょうおう)は一回(いっかい)の食事(しょくじ)で何回なんかいかんでいたでしょうか?① 39回かい ② 390回かい ③3900回かい
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正解(せいかい)は、③の3900回(かい)です。弥生(やよい)時代(じだい)の食べ物(たべもの)は固(かた)いものが多(おお)く、女王(じょおう)・卑弥呼(ひみこ)も1回(かい)の食事(しょくじ)で3900回(かい)もかんでいましたが、現代(げんだい)の食事(しょくじ)は、やわらかいものが多(おお)く、630回(かい)ほどまで減(へ)っているといわれています。卑弥呼(ひみこ)ほどとは言(い)いませんが、一口(ひとくち)あたり30回(かい)を目標によくかんで食べましょう。
食べ物(たべもの)をよくかんで食(た)べると、脳(のう)にある満腹(まんぷく)中枢(ちゅうすう)が働(はたら)いて、「おなかがいっぱい」と感(かん)じ、食(た)べすぎを防(ふせ)いでくれます。早(はや)食(ぐ)いをしてしまうとこの満腹(まんぷく)中枢(ちゅうすう)が働(はたら)かずにたくさん食(た)べすぎてしまいます。また、よくかむとだ液(えき)がたくさん出ます。だ液にもよいところがあります。細菌(さいきん)が体(からだ)に入(はい)る前(まえ)に減(へ)らしてくれたり、食べ物(たべもの)の消化(しょうか)や吸収(きゅうしゅう)を助(たす)けてくれたり、たべかすを落(お)として、むし歯(ば)を予防(よぼう)します。他(ほか)にも、かむことであごの筋肉(きんにく)が働(はたら)き、脳(のう)の血流(けつりゅう)をよくして集中力(しゅうちゅうりょく)を高(たか)めてくれる効果(こうか)などがあります。