~給食クイズ~
鏡開(かがみびら)きは、もともとはどの身分(みぶん)の人(ひと)達(たち)の行事(ぎょうじ)でしょうか?
① 武士(ぶし) ② 商人(しょうにん) ③ 職人(しょくにん) ④ 農民(のうみん)
正解(せいかい)は、①の武士(ぶし)です。鏡開(かがみびら)きとは、毎年(まいとし)1月11日の、年(とし)神様(がみさま)のエネルギーをいただくために鏡(かがみ)もちを食(た)べる行事(ぎょうじ)です。もともと武士身分である武家から始(はじ)まった行事(ぎょうじ)です。刃物(はもの)で切(き)るのは切腹(せっぷく)を連想(れんそう)させるため、包丁(ほうちょう)などの刃物(はもの)で切(き)るのは禁物(きんもつ)で、手(て)で割(わ)り砕(くだ)くか、槌(つち)で開(ひら)くようになりました。また、「割(わ)る」という表現(ひょうげん)も縁起(えんぎ)が悪(わる)いので、末広(すえひろ)がりを意味(いみ)する「開(ひら)く」という言葉を使(つか)うようになり、「鏡開(かがみびら)き」になりました。