今日(きょう)は、「沖縄(おきなわ)料理(りょうり)」給食(きゅうしょく)の第二弾(だいにだん)です。前回(ぜんかい)のソーキそば、サータアンダギーに引(ひ)き続(つづ)き、今日(きょう)は、沖縄(おきなわ)の名産(めいさん)を使(つか)った給食(きゅうしょく)になっています。みなさんは、どれが沖縄(おきなわ)の名産(めいさん)かわかりますか？全部(ぜんぶ)で３つあります。

　まず、１つ目は、ごつごつとした見(み)た目(め)が特徴的(とくちょうてき)な「ゴーヤ」です。以前(いぜん)は沖縄(おきなわ)でしか栽培(さいばい)されていなかった「ゴーヤ」ですが、全国的(ぜんこくてき)に「グリーンカーテン」といって日(ひ)よけのために育(そだ)てる人(ひと)も増(ふ)えている食べ物(たべもの)です。苦(にが)み成分(せいぶん)がモモルデシンといって胃腸(いちょう)を強(つよ)くし、食欲(しょくよく)を増(ま)す効果(こうか)があります。

　2つ目は、もずくです。日本(にほん)の9割(わり)のもずくが沖縄産(おきなわさん)のものだそうです。もずくを漢字(かんじ)にすると「水(みず)の雲(くも)」または「海(うみ)の雲(くも)」書きます。海中(かいちゅう)をゆっくりと雲(くも)のようにゆらぐことから、この漢字(かんじ)になったそうです。三杯酢(さんばいず)につけて、つるっとさっぱり食(た)べられることから夏(なつ)に向(む)いている食べ物(たべもの)の一つです。

　3つ目は、パイナップルです。パイナップルのほとんどがフィリピン産(さん)ですが、国内(こくない)では沖縄(おきなわ)の石垣(いしがき)島(じま)で栽培(さいばい)されています。肉(にく)を柔(やわ)らかくし、消化(しょうか)をたすけてくれるブロメラインという酵素(こうそ)が含(ふく)まれているので、酢豚(すぶた)などの肉(にく)料理(りょうり)と一緒(いっしょ)に使(つか)われることもあります。