今日(きょう)は、「七夕(たなばた)給食(きゅうしょく)」です。七夕(たなばた)は、古(ふる)く中国(ちゅうごく)の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事(ぎょうじ)からきています。農作業(のうさぎょう)の時季(じき)をつかさどる牛(うし)がいの彦星(ひこぼし)と、養蚕(ようさん)や機織り(はたおり)が仕事(しごと)の織姫(おりひめ)が恋人(こいびと)同士(どうし)で仲(なか)がよすぎて働(はたら)かなくなったため、天(てん)の神様(かみさま)がこらしめるために、二人(ふたり)の仲(なか)をさいてしまいました。そして年(ねん)に一度(いちど)、七夕(たなばた)の日(ひ)だけ天(あま)の川(がわ)を渡(わた)って彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)の二人(ふたり)は会(あ)うことができるといわれています。

～給食(きゅうしょく)クイズ～

天(あま)の川(がわ)に橋渡(はしわた)しをしてくれる鳥(とり)は、なんという鳥(とり)でしょう？

①　はくちょう　②　つる　③　かささぎ　

正解は、③のかささぎです。天(あま)の川(がわ)には、七夕(たなばた)伝説(でんせつ)を表(あらわ)している星座(せいざ)があります。こと座(ざ)のベガが織姫(おりひめ)、わし座(ざ)のアルタイルが彦星(ひこぼし)、そして、白鳥座(はくちょうざ)のデネブがカササギを表(あらわ)しており、３つ合(あ)わせて夏(なつ)の大三角形(だいさんかくけい)といいます。

今日(きょう)は、そうめんや星型(ほしがた)のオクラなどを使(つか)って、天(あま)の川(がわ)にみたてた「七夕(たなばた)スープ」や、星形(ほしがた)のコロッケなどが給食(きゅうしょく)に出(で)ています。七夕(たなばた)は短冊(たんざく)に書(か)いたお願(ねが)いごとが叶(かな)う行事(ぎょうじ)とも言(い)われています。今年(ことし)は栄一(えいいち)翁(おう)の新札(しんさつ)の短冊(たんざく)にお願(ねが)い事(ごと)を書(か)きましたね。みなさんの心(こころ)のこもったお願(ねが)いごとが叶(かな)うといいですね！

↓今日の調理の様子↓