来週の12月(がつ)22日(にち)は二十四(にじゅし)節気(せっき)のひとつの「冬至(とうじ)」という年中(ねんちゅう)行事(ぎょうじ)があります。冬至(とうじ)は、1年(ねん)のうちで最(もっと)も日(ひ)の出(で)から日没(にちぼつ)までの時間(じかん)が短(みじか)く、昼(ひる)が短(みじか)くて夜(よる)が長(なが)い日(ひ)になります。次(つぎ)の日(ひ)からだんだんと昼(ひる)の時間(じかん)が長(なが)くなることから、昔むかしの人ひとは冬至とうじを「太陽たいようがよみがえる日ひ」だと信しんじていました。この冬至とうじには、人々ひとびとの力ちからもよみがえると考かんがえ、ゆずの実みをうかべたゆず湯ゆに入はいって体からだを清きよめ、栄養えいよう豊富ほうふなかぼちゃや悪わるいものを追おい払はらう小豆あずきなどを食たべて力ちからをつける習慣しゅうかんができたそうです。
~給食クイズ~
北欧(ほくおう)で伝(つた)わる冬至(とうじ)のお祭(まつ)りのことを「ユール・ログ」といいますが、日本語(にほんご)ではどういう意味(いみ)でしょうか?
① 燃(も)やした丸太(まるた) ② 輝(かがや)く星々(ほしぼし) ③ 穏(おだ)やかな年明(としあ)け正解は、①の燃(も)やした丸太(まるた)です。北欧(ほくおう)のお祭(まつ)り「ユール・ログ」は、大(おお)きな丸太(まるた)を焼(や)いて、その火(ひ)を囲(かこ)んで12日間、お祝(いわ)いする冬至(とうじ)のお祭(まつ)りだといわれており、ユールログの火(ひ)は魔除(まよ)けの効果(こうか)があると言(い)われています。ユールログは別名(べつめい)ブッシュドノエルともいいます。