～　給食クイズ　～

次のうち、なすの仲間(なかま)でないものはどれでしょうか？

①　赤(あか)なす ②　白(しろ)なす　③　青(あお)なす

正解(せいかい)は、①の赤(あか)なすです。赤(あか)なすとは、トマトの別称(べっしょう)なのでなすではありません。昔、日本ではトマトのことを赤なすと呼んでいたそうです。

白(しろ)なすは、皮(かわ)が真っ白(まっしろ)ななすで加熱(かねつ)するととろりとした食感(しょっかん)になるのが特徴(とくちょう)です。青(あお)なすは、皮(かわ)が緑色(みどりいろ)で深谷市(ふかやし)の伝統(でんとう)野菜(やさい)の「埼玉(さいたま)青(あお)なす」も「白(しろ)なす」ともいいますが青(あお)なすの仲間(なかま)です。青(あお)なすは、皮(かわ)が固(かた)めですが中身(なかみ)は加熱(かねつ)するとやわらかくなり、田楽(でんがく)や焼(や)きなすにするとおいしいです。

なすは、いろいろな種類(しゅるい)ありますが、知(し)っての通(とお)り濃(こ)い紫色(むらさきいろ)のなすが一般的(いっぱんてき)で、紫色(むらさきいろ)の皮(かわ)の部分(ぶぶん)にはポリフェノールの一種(いっしゅ)である、ナスニンという成分(せいぶん)がふくまれています。ナスニンは　　アントシアニン系(けい)の色素(しきそ)で、ブルーベリーやぶどうなどと同様(どうよう)、目(め)の疲労(ひろう)や視力(しりょく)の回復(かいふく)、がん予防(よぼう)や血管(けっかん)をきれいにす効果(こうか)があり、健康(けんこう)に良(よ)い夏(なつ)野菜(やさい)の一つです。油(あぶら)との相性(あいしょう)が良(よ)いので、今日(きょう)の給食(きゅうしょく)では、多(おお)めの油(あぶら)でよく炒(いた)めてあり、ナスニンの吸収率(きゅうしゅうりつ)をより高(たか)めています！　よく味(あじ)わって召(め)し上(あ)がれ♪

↓今日の調理の様子↓