みなさん、９月１７日が何(なん)の日(ひ)だかわかりますか？

正解(せいかい)は、「十五夜(じゅうごや)」です。「十五夜(じゅうごや)」とは、旧暦(きゅうれき)の８月１５日のことで、秋あきの中間ちゅうかんに満月まんげつが出でる日ひなので「中秋ちゅうしゅうの名月めいげつ」ともいいます。現在げんざいの新暦しんれきは、旧暦きゅうれきと1～2か月げつのずれがあるため、大体だいたい「9月7日から10月8日の間あいだ」が十五夜じゅうごやとなっています。

十五夜(じゅうごや)がさかんになったのは平安(へいあん)時代(じだい)からです。当時(とうじ)、照明(しょうめい)のない中(なか)、夜(よる)の楽(たの)しみといえばお月見つきみだったといわれています。月つきを見みながら酒さけを酌くみ交かわし、船ふねの上うえで詩うたや管弦かんげんに親したしむ風流ふうりゅうな催もよおしだったそうです。お供そなえとして、ススキやお月見つきみの団子だんご、農作物のうさくもつなどをかざって、収穫しゅうかくのお祝いわいをしていたそうです。

～給食(きゅうしょく)クイズ～

「十五夜(じゅうごや)」は別名(べつめい)、何(なに)名月(めいげつ)というでしょうか？

①　芋(いも)名月(めいげつ)　　　　　　②　豆(まめ)名月(めいげつ)　　　　　　　③　栗(くり)名月
(めいげつ)

正解は、①の芋(いも)名月(めいげつ)です。そろそろ里芋(さといも)がとれる時期(じき)なので芋(いも)名月(めいげつ)という別名(べつめい)がつきました。豆(まめ)名月(めいげつ)や栗(くり)名月(めいげつ)は、十三夜(じゅうさんや)の別名(べつめい)です。ちなみに、今年(ことし)の十三夜(じゅうさんや)は10月15日です。